(先週末12月10日)のドル円相場
先週末(12月10日)のドル円は、反落。9日のバイデン米大統領の発言を受け、米11月消費者物価指数が予想を上回る好結果が期待され、ドル買いが優勢となり、発表前に113.79円まで上昇しましたが、ほぼ予想通りの結果だったことが分かると、12月6日以来、4日ぶりに113.22円の安値をつけました。
東京市場は、113.33円〜113.57円と24銭幅で方向感に乏しい値動きとなりました。
海外市場は、反落。バイデン米大統領が9日に「米11月消費者物価指数には足元のエネルギー価格上昇の鈍化が反映されていない可能性がある」と述べたことから、市場予想よりも強い結果になるとの思惑からドル買い優勢となり、米11月消費者物価指数の発表を前に113.79円まで上昇しました。しかし、その後発表された米11月消費者物価指数がほぼ予想通りの結果だったことを受け、一転ドル売り優勢となり、日通し安値となる113.22円まで急反落しました。
本日(12月13日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横這いとなっており、目先はもみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が穏やかに下降しており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.23円〜113.80円)になると予想します。
上値目途は、12/9・10高値113.80円近辺。上抜けると、12/8高値かつ10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.00円近辺。
下値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の23.6%戻し、かつ12/10安値113.23円近辺。下抜けると、12/6安値112.84円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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