昨日(12月8日)のドル円相場
昨日(12月8日)のドル円は3日続伸。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する懸念が後退したことを受け、11/26以来、約2週間ぶりの高値113.96円まで上昇しました。
東京市場は動意に乏しく、113.35〜113.60円(値幅25銭)の狭いレンジで推移しました。
海外市場は上昇。米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、3回接種することで新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対しても高い効果があることが確認されたことが報じられると、リスク選好のドル買い円売りが優勢となり、113.95円まで急伸しました。ただ、114円手前では売り意欲も強く、利食いのドル売りも入ったことで伸び悩み、113.54円でNYをクローズしました。
本日(12月9日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が横這いに転じており、±2σが収斂していることから、目先はもみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(113.23円〜114.00円)になると予想します。
上値目途は、12/8高値かつ10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.00円近辺。上抜けると、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ23.6%押しかつ、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の61.8%戻しの114.40円近辺。
下値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の23.6%戻しの113.23円近辺。下抜けると、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの113.17円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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