昨日(12月7日)のドル円相場
昨日(12月7日)のドル円はもみ合い。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」を巡る過度な悲観論が後退し、世界的に株価が上昇するなか一時113.77円まで上昇したものの、その後は利食いのドル売りが入り113.46円まで反落しました。
東京市場はじり高。日経平均株価が一時600円超上昇したことや、米10年債利回りが上昇したことを背景にドル買い優勢となり、113.73円まで上昇しました。
海外市場はもみ合い。欧州勢の参入後、米10年債利回りが低下に転じたことでドル売り優勢となり113.45円まで下落したものの、東京市場の安値113.39円近辺ではドル買い意欲が強く、徐々にドルの買い戻しが優勢となりました。NY勢の参入後、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について過度な悲観論が後退するなか、欧米株価が大幅に上昇したことや、米10年債利回りが1.46%台まで上昇したことを受けてリスクオンのドル買い円売り優勢となり、一時113.77円まで上昇しました。
しかし、東京市場の高値113.73円近辺ではドル売り意欲も強く、利食いのドル売りが入り113.46円まで反落し、113.54円でNYをクローズしました。
本日(12月8日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が横這いになっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が緩やかな右肩上がりとなっているものの、±2σが収斂していることからもみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日は引き続きもみ合い (113.23円〜114.00円)になると予想します。
下値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の23.6%戻しの113.23円近辺。下抜けると、10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの113.17円近辺が次のターゲットになります。
上値目途は、12/7高値かつ10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ38.2%押しの113.70円近辺。上抜けると10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.00円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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