昨日(12月6日)のドル円相場
昨日(12月6日)のドル円は、南アフリカの保健当局者および米政権の首席医療顧問の発言から、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」を巡る過度な悲観論が後退したことで、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、113.55円まで急伸しました。
東京市場は、強含み。112.84円〜113.08円と24銭幅で上昇し、その後は高値圏でのもみ合いとなりました。
海外市場は急伸。懸念されていた新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」に関して、南アフリカの保健当局者が「軽度の感染を引き起こす」と言及した他、バイデン米政権の首席医療顧問アンソニー・ファウチ氏も「これまでのところ深刻さの度合いは高くない」と発言したことで、感染拡大への警戒感が後退し、ダウ平均が一時776ドル超の急上昇するなど欧米株価が堅調に推移し、円売りドル買いが優勢となり、日通し高値となる113.55円まで急伸しました。
本日(12月7日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が横ばいに転じており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い (113.17円〜114.00円)になると予想します。
下値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の23.6%戻しの113.23円近辺。下抜けると、安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの113.17円近辺が次のターゲットになります。上値目途は、11/24高値115.51円から11/30安値112.53円の38.2%戻しの113.70円近辺。上抜けると10/4安値110.82円から11/24高値115.51円のフィボナッチ50.0%押しの114.00円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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