先週末(11月19日)のドル円相場
先週末(11月19日)のドル円は乱高下。一時114.53円まで上昇したものの、その後は欧州での新型コロナウイルスの感染拡大懸念から113.58円まで反落しました。
東京市場は動意に乏しく、114.23〜114.39円(値幅16銭) の狭いレンジで推移しました。
海外市場は乱高下。欧州勢の参入後に高値を114.53円まで伸ばしたものの、欧州での新型コロナウイルス感染拡大懸念による一部国・地域でロックダウンの可能性が報じられたことからリスク回避のドル売り円買い優勢となり、米10年債利回りが1.51%台まで低下したことでドル売りは加速し、一時113.58円まで下落しました。
しかしその後、米下院が1兆7500億ドル規模の気候変動・社会保障関連歳出法案を可決したことが報じられたことや、クラリダFRB副議長が「12月のFOMCでテーパリング加速について議論することが適切となる可能性」について発言したことでドルの買い戻しが入り、113.83円でNYをクローズしました。
本日(11月22日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりになっているものの、±2σが収斂していることから目先はもみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.75円〜114.40円台)になると予想します。
上値目途は、2021/10/15〜2021/11/15まで続いた上値目途である114.40円近辺。上抜けると10/20高値114.69円近辺が次のターゲットになります。
下値目途は、11/12、11/15の安値113.75近辺。下抜けると11/19安値113.58円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/11/22)(PDF)