昨日(11月18日)のドル円相場
昨日(11月18日)のドル円はもみ合い。日経平均株価の下落を受けて113.88円まで下落したものの、岸田政権による経済対策期待や、良好な米経済指標を背景に114.48円まで上昇しました。
東京市場は往って来い。日経平均株価が280円超の下げになったことを受けてドル売り優勢となり、一時113.87円まで下落しましたが、岸田政権による55.7兆円規模の経済対策期待から日経平均株価が前日比でプラスに転じたことでドル買い優勢となり、114.27円まで反発しました。
海外市場はもみ合い。欧州勢の参入後は113.97〜114.25円(28銭幅)と狭いレンジで推移しました。
NY市場に入ると、米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想(24.0)を上回る強い結果(39.0)となったことや、米10年債利回りが1.61%台まで上昇したことでドル買い優勢となり、114.48円と日通し高値をつけました。
その後は利食いのドル売りが入り、一時114.16円まで反落したものの底堅く、114.24円でNYをクローズしました。
本日(11月19日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が緩やかな右肩上がりとなっているものの、±2σが収斂していることから目先はもみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日は引き続きもみ合いの展開(113.87円〜114.40円台)になると予想します。
上値目途は、2021/10/15〜2021/11/15まで続いた上値目途である114.40円近辺。上抜けると10/20高値114.69円近辺が次のターゲットになります。
下値目途は、10/4安値110.82円から11/17高値114.97円のフィボナッチ23.6%押しかつ11/17・11/18安値である113.87円近辺。下抜けると11/12、11/15の安値113.75近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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