昨日(11月17日)のドル円相場
昨日(11月17日)のドル円は反落。朝方に115円越えをトライしたものの抜けられず、その後はポジション調整によるドル売りが入り、一時113.93円まで下落しました。
東京市場は114円台後半で底堅く推移。前日のNY市場の流れを受けてドル買い優勢となり、朝方に114.97円の高値を記録しました。しかし、115円手前ではドル売り意欲も強く、その後は114円台後半でもみ合いとなりました。
海外市場は反落。欧州勢の参入後はポジション調整によるドル売りが入り、軟調に推移しました。
NY勢の参入後もドル売りは継続し、米10月住宅着工件数が152.0万件と予想158.0万件を下回ったことや、NYダウや米10年債利回りの低下を背景にドル売りが加速し、一時113.93円まで下落しました。
引けにかけても戻りは鈍く、113.99円でNYをクローズしました。
本日(11月18日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりとなっているものの、 2σが収斂していることから下落が一旦休止することを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは中心線が横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.93円〜114.40円)になると予想します。
上値目途は、2021/10/15〜2021/11/15まで続いた上値目途である114.40円近辺。上抜けると10/20高値114.69円近辺が次のターゲットになります。
下値目途は、10/4安値110.82円から11/17高値114.97円のフィボナッチ23.6%押しかつ11/17安値である113.93円近辺。下抜けると11/12、11/15の安値113.75近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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