先週末(10月29日)のドル円相場
先週末(10月29日)のドル円は2日ぶりに反発。月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて対円や対欧州通貨でドル買いが観測されたことで、一時114.09円まで上昇しました。
東京市場のドル円は、方向感に乏しく113.39円〜113.71円(32銭幅)でもみ合いとなりました。
海外市場は上昇。欧州勢の参入後、米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買い優勢となりました。
NY勢の参入後もドル買いは継続し、月末のロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに向けて対円や対欧州通貨でドル買いが観測されたことで、一時114.09円まで上昇しました。
しかし、その後は利食いのドル売りが入り、113.97円でNYをクローズしました。
本日(11月1日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、2σが収斂してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.78円〜114.41円)になると予想します。
上値目途は、10/21高値114.41円近辺。上抜けると、10/20高値114.69円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から10/20高値114.69円のフィボナッチ23.6%押しとなる113.78円近辺。下抜けると、10/27・10/29安値113.38円近辺が次のターゲットとなります。
なお、本日は23時に米10月ISM製造業景況指数の発表が控えており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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