昨日(10月27日)のドル円相場
昨日(10月27日)のドル円は急反落。米10年債利回りの低下を背景にドル売り優勢となり、2週間ぶりの安値113.38円まで急落しました。
東京市場は軟調。日経平均株価が下落したことからドル売り優勢となり、一時113.93円まで下落しました。
海外市場は急落。欧州時間に入り、時間外取引の米10年債利回りが1.60%割れに低下したことから、ドル売りが強まり、113.54円まで下落しました。NY時間に入ると、米10年債利回りが1.51%台まで下落したことからドル売りが加速し、日通し安値となる113.38円まで急落しました。しかし、10/22、10/25安値の113.40円近辺では、買い意欲が強く、利食いの買い戻しが入り、113.85円近辺まで値を戻しました。
本日(10月28日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりとなっているものの、±2σが収斂しており、もみ合いになることを示唆しています。日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.39円〜114.22円)になると予想します。
上値目途は、10/27高値114.22円近辺。上抜けると、10/21高値114.41円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/27安値113.38円近辺。下抜けると10/13・10/14安値且つ10/4安値110.82円から10/20高値114.70円のフィボナッチ38.2%押しの113.21円近辺が次のターゲットとなります。
本日は、日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)政策金利の発表前後で、相場が急激に変動する可能性が高いため、注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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