昨日(10月26日)のドル円相場
昨日(10月26日)のドル円は2日続伸。米経済指標が市場予想を軒並み上回る強い結果となったことを背景にドル買いが強まり、一時114.31円まで上昇しました。
東京市場は堅調。日経平均株価が500円超の大幅高になったことを受け、ドル買い優勢となり、113.98円まで上昇しました。
海外市場も上昇。欧州時間は、114円を挟んでこう着状態となりました。
NY時間に入ると、中国当局が恒大創業者に個人資産での債務返済を促すとの報道から中国恒大集団を巡るデフォルト懸念の後退を受け、ドル買い優勢となりました。また、その後に発表された9月新築住宅販売件数、米10月リッチモンド連銀製造業指数、米10月消費者信頼感指数が軒並み市場予想を上回る強い結果だったことでドル買いが加速し、一時114.31円まで上昇しました。
その後は利食いのドル売りが入り114.08円まで反落したものの底堅く、114.14円でNYをクローズしました。
本日(10月27日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっているものの、 2σが横這いになっており、もみ合いになることを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.78円〜114.41円)になると予想します。
上値目途は、10/21高値114.41円近辺。上抜けると、10/20高値114.69円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から10/20高値114.69円のフィボナッチ23.6%押しとなる113.78円近辺。下抜けると、10/22安値113.41円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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