昨日(10月21日)のドル円相場
昨日(10月21日)のドル円は続落。米10年債利回りの下落を背景としたドル売りが強まり、1週間ぶりの安値となる113.64円まで急落しました。
東京市場のドル円は下落。朝方114.41円まで上昇したものの、日経平均株価の大幅下落を背景としたリスク回避の円買いドル売り優勢となり、113.94円まで下落しました。
海外市場のドル円は続落。欧州市場は、動意に乏しく114円を挟んでこう着状態となりました。
NY時間に入り、米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数の弱い結果(予想25.0 結果23.8)や米10年債利回りの低下を背景にドル売りが加速し、1週間ぶりの安値となる113.64円まで急落し、日通し安値を付けました。
本日(10月22日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.78円〜114.41円)になると予想します。
上値目途は、10/21高値114.41円近辺。上抜けると、10/20高値114.69円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から10/20高値114.69円のフィボナッチ23.6%押し113.78円近辺。下抜けると、10/21安値113.64円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/10/18)(PDF)