昨日(10月20日)のドル円相場
昨日(10月20日)のドル円は、2017年11月6日以来、約4年ぶりの高値114.69円まで急伸しました。その後、
利食いの売りや米10年債利回りの低下からリスク回避のドル売りが優勢となり、114.07円まで反落する展開となりました。
東京市場のドル円は上昇。日経平均が高く始まったほか、時間外の米10年債利回りが1.66%台まで上昇したことを背景に、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、2017年11月6日以来、約4年ぶり高値114.69円まで急伸しました。その後2017年11月6日の高値114.73円がレジスタンスとして意識されると、利食いの売りに押され、114.40円台まで反落し、上げ幅を縮めました。
海外市場のドル円は下落。欧州勢参入後は、東京市場の流れを引き継ぎ、利食い売りが優勢となり、114.28円まで下落しました。NY時間に入ると、米10年債利回りが1.61%台まで低下したことを背景にドル売りが加速し、日通し安値114.08円まで下落しました。その後、ダウ平均が史上最高値を更新したことを受け、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、114.36円まで値を戻す展開となりました。
本日(10月21日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりとなっているものの、+2σが収斂してきているため、一旦は下げ止まりを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(114.00円〜114.70円)になると予想します。
上値目途は、10/20高値(114.69円)かつ2017/11/6高値(114.73円)の114.70円近辺。上抜けると2017/3/14高値115.19円が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/18安値114.01円近辺。下抜けると10/12・13高値113.80円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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