昨日(10月19日)のドル円相場
昨日(10月19日)のドル円は、4日続伸。時間外の米10年債利回りの下落からリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、114円を割れ113.88円まで下落しましたが、その後米10年債利回りが5月20日以来、約5カ月ぶりの高水準まで上昇したことを背景にリスク選好の円売りドル買いが優勢となり、114.39円まで上昇しました。
東京市場のドル円は下落。米長金利の下落を背景にドル売り優勢となり、日通し安値となる113.88円をまで下落しました。
海外市場のドル円は上昇。堅調な欧米株価を背景としたリスク選好のドル買い円売り優勢となり、114円台を回復し、米10年債利回りが1.59%から1.6443%前後(5月20日以来、約5カ月ぶりの高水準)まで上昇したことを受けドル買いが加速し、日通し高値となる114.39円まで上昇しました。
引けにかけても高値圏で推移し、114.36円でNYをクローズしています。
本日(10月20日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっており、+2σが拡大しているため、強い上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが縮小してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(114.00円〜114.73円)になると予想します。
上値目途は、2017/11/6高値114.73円。上抜けると2017/3/14高値115.19円が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/18安値114.01円近辺。下抜けると10/12・13高値113.80円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/10/18)(PDF)