先週末(10月22日)のドル円相場
先週末(10月22日)のドル円は3日続落。パウエルFRB議長の早期利上げ否定発言を背景に、円買いドル売りが優勢となり、113.41円まで下落しました。
東京市場のドル円は、方向感に乏しく113.81円〜114.20円(39銭幅)でもみ合いとなりました。
海外市場のドル円は下落。欧州時間では時間外の米10年債利回りが低下したことを背景にドル売りが優勢となり、113.73円まで下落しました。その後、パウエルFRB議長がオンライン会合で、「利上げは時期尚早」と早期利上げを否定する発言が伝わると、リスク回避の円買いドル売りが優勢にとなり、約1週間ぶりの安値となる113.41円まで下落しました。
本日(10月25日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりなっているものの、+2σが収斂しており、一旦は下げ止まることを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、?2σが収斂しており、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.21円〜114.20円)になると予想します。
上値目途は、10/4安値110.82円から10/20高値114.69円のフィボナッチ23.6%押しとなる113.78円近辺。上抜けると、10/22高値114.20円が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から10/20高値114.69円のフィボナッチ38.2%押しとなる113.21円近辺。下抜けると、10/12安値113.00円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/10/25)(PDF)