先週末(10月15日)のドル円相場
先週末(10月15日)のドル円は続伸。米9月小売売上高の強い良好な結果を受けて、ドル買いが加速し、2018年10月4日以来、約3年ぶり高値となる114.46円まで急伸しました。
東京市場のドル円は上昇。日経平均株価の上昇を背景にリスク選好の円売り優勢となり、節目の114.00円を上抜け、114.16円まで上昇しました。
海外市場のドル円は上昇。欧州時間入り後も東京市場の流れを引き継ぎ、円売りドル買いの流れが継続しました。NY時間に発表された9月米小売売上高が予想を上回る強い結果(予想 -0.2% 結果 0.7%)となったこや、米10年債利回りが上昇したことを背景に円売り・ドル買いが加速し、一時114.46円と2018年10月4日以来、約3年ぶりの高値を付けました。その後発表された10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値が予想を下回る結果(予想 73.1 結果 71.4)となり、利食いの売りが入り、一時113.98円まで下落したものの、下値は堅く、114.15円まで値を戻してNYをクローズしています。
本日(10月18日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっているものの、±2σが収斂しているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、?2σが縮小してきているため、上昇が一旦休止することを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.80円〜114.50円)になると予想します。
上値目途は、10/15高値と2018/10/4高値の114.50円近辺。上抜けると2017/11/6高値114.73円が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/12・10/13高値113.80円近辺。下抜けると10/14安値かつ10/4安値110.82円から10/15高値114.46円のフィボナッチ23.6%押し113.60円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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