昨日(10月13日)のドル円相場
昨日(10月13日)のドル円は5営業日ぶりに反落。好調な米9月消費者物価指数(CPI)を背景に、2018年12月3日以来、約2年10カ月ぶりの高値113.80円を更新したものの、利食いのドル売りに押され、113.22円まで急落しました。
東京市場のドル円はもみ合い。方向感に乏しく113.34円〜113.61円でもみ合いとなりました。
海外市場のドル円は反落。欧州時間に入っても動意に乏しく113.50円を挟みこう着状態となりました。
NY時間に発表された米9月消費者物価指数(CPI)の前年同月比が予想を上回る強い結果(予想5.3%/結果5.4%)となったことでドル買いが加速し、2018年12月3日以来、約2年10カ月ぶりの高値113.80円まで急伸しました。
しかし、前日の高値(113.79円)と面合わせとなる水準では、利食いのドル売りが入り反落し、113.22円まで急反落しました。米10年債利回りが1.52%台まで低下したこともドル売りを後押ししました。
本日(10月14日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが縮小してきているため、一旦は上昇が終わることを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(113.10円〜113.80円)になると予想します。
上値目途は、10/12・10/13高値113.80円近辺、上抜けると2018/11/28高値114.03円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から10/13高値113.80円のフィボナッチ23.6押し113.10円近辺、下抜けると10/12安値113.00円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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