昨日(10月12日)のドル円相場
昨日(10月12日)のドル円は4日続伸。米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買い優勢となり、2018年12月3日以来、約2年10カ月ぶりとなる113.79円まで急伸しました。
東京市場のドル円は反落。日経平均株価が下落したことや時間外の米10年債利回りが低下したことを背景にドル売り優勢となり、16時前に日通し安値となる113.00円まで下落しました。
海外市場のドル円は急伸。欧州市場では動意に乏しく、113.23円〜113.43円の狭いレンジでこう着状態となりましたが、NY時間に入り、米10年債利回りが1.6%台に回復したことから日米金利差拡大観測を背景にドル買いが加速し、ストップを巻き込んで2018年12月3日以来、約2年10カ月ぶりの高値となる113.79円まで急伸しました。その後は、利食いの売りが入り反落したものの底堅く推移し、113.60円でNYをクローズしました。
本日(10月13日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっているものの±2が収斂しているため、一旦は上昇終了を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりでエクスパンションとなっているため、強い上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢の展開(113.00円〜114.00円)になると予想します。
上値目途は、10/12高値113.79円近辺、上抜けると2018/11/28高値114.03円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/4安値110.82円から10/12高値113.78円のフィボナッチ23.6押し113.08円近辺、下抜けると38.2%押し112.65円近辺が次のターゲットとなります。
本日は21:30に米9月消費者物価指数(CPI)が予定されており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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