昨日(10月11日)のドル円相場
昨日(10月11日)のドル円は急伸。米早期利上げ観測を背景にドル買いが加速し、約2年10ヵ月ぶりの高値113.41円まで急上昇しました。
東京市場のドル円は上昇。岸田文雄首相が10日夜に出演した番組で、株式譲渡益や配当益に一律20%の税率を課す金融所得課税の見直しについて「当面は触ることは考えていない」と発言したこと背景に日経平均株価が急伸し、リスク選好の円売りドル買い優勢となり、112.72円まで上昇しました。
海外市場のドル円は急伸。前週末に発表された9月米雇用統計で失業率が大幅に改善したことによる米早期利上げ観測を背景にドル買いが加速し、2018年12月17日以来、約2年10か月ぶりとなる113.41円まで急伸しました。
本日(10月12日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっているものの、+2シグマが縮小してきていることから、上昇が一旦終わることを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっていることや±2σが拡大してきているため、強い上昇を示唆しているものの、10/7以降押し目が入っていないことから、利食い売りが出る可能性あると考えます。
以上のことから、本日はもみ合い(112.90円〜113.70円)になると予想します。
上値目途は、2018/12/13高値113.70円近辺。上抜けると2018/11/28高値114円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、10/11の19時〜21時に下げ止まった安値112.90円近辺。下抜けると10/11安値112.11円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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