昨日(10月7日)のドル円相場
昨日(10月7日)のドル円は上昇。米債務上限問題に係わる警戒感が後退したことを背景に、主要市場における堅調な株価と米10年債利回りが上昇から、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、111.64円まで上昇しました。
東京市場のドル円は、動意に乏しく111.31円〜111.50円(19銭幅)の狭いレンジで推移しました。
海外市場のドル円は上昇。欧州勢参入後は、時間外の米10年債利回りが低下したことを受け、日通し安値111.22円まで下落しましたが、その後、米債務上限問題に係わる警戒感が後退したことを背景に、前日下落した欧米株価が持ち直したことや米10年債利回りが6/17以来となる1.57%へ上昇したことを受け、リスク選好の円売りドル買いが優勢となり、111.64円まで上昇しました。
本日(10月8日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は、ドル買い優勢の展開(111.38円〜112.08円)になると予想します。
上値目途は、9/30高値112.08円。上抜けると2020/2/20高値112.22円が次のターゲットとなります。
下値目途は、9/22安値(109.12円)から9/30高値(112.08円)のフィボナッチ23.6%押し111.38円近辺。下抜けると10/7安値111.22円が次のターゲットとなります。
なお、本日は21時30分に米9月雇用統計の発表が控えており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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