昨日(10月4日)のドル円相場
昨日(10月4日)のドル円は3日続落。中国恒大集団の債務問題や米債務上限問題を背景にリスク回避の円買いドル売り優勢となり、一時110.82円まで下落しました。
東京市場のドル円は動意に乏しく、110.88円〜111.11円(23銭幅)の狭いレンジで推移しました。
海外市場のドル円は下落。欧州勢参入後に米10年債利回りが1.498%近辺まで上昇したことを受けてドル買いが強まり、日通し高値となる111.30円まで上昇したものの、その後は、伸び悩み、中国恒大集団の債務問題や米債務上限問題を背景にNYダウ平均が一時500ドル超下落し、リスク回避の円買いドル売りが加速し、日通し安値となる110.82円まで下落しました。その後は引けにかけて110円台後半でこう着状態となりました。
本日(10月5日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が穏やかに下がっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂しているため、一旦上昇が終了することを示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(110.60円〜111.20円)になると予想します。
上値目途は、9/29安値111.20円近辺。上抜けると、10/1高値111.48円が次のターゲットとなります。
下値目途は、9/22安値(109.12円)から9/30高値(112.08円)のフィボナッチ50%押し110.60円近辺。
下抜けると、9/24安値およびフィボナッチ61.8%押しの110.25円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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