先週末(10月1日)のドル円相場
先週末(10月1日)のドル円は下落。米連邦政府の債務上限問題を背景とした、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、110.83円まで下落しました。
東京市場のドル円は下落。9時に111.48円と日通し高値を付けた後、日経平均株価の下げ幅拡大を受けて、ドル売り優勢となり、13時過ぎに111.11円まで下落しました。
海外市場のドル円は下落。欧州勢参入後は動意に乏しく111.05円〜111.30円(値幅25銭)の狭いレンジでこう着状態となりました。
NY勢参入後は、110.91円まで下落し日通し安値をつけた後、9月米ISM製造業景気指数の強い結果(予想59.6 結果61.1)を背景に111.13円まで反発したものの、米連邦政府の債務上限問題を嫌気したドル売りに押され、再び111円を割れとなりました。
本日(10月4日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりとなっているものの、±2σが収斂していることから、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が右肩上がりとなっているものの、-2σが収斂しているため、一旦上昇が終了することを示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(110.60円〜111.20円)になると予想します。
上値目途は、9/29安値111.20円近辺。上抜けると、10/1高値111.48円が次のターゲットとなります。
下値目途は、9/22安値(109.12円)から9/30高値(112.08円)のフィボナッチ50%押し110.60円近辺。
下抜けると、9/24安値およびフィボナッチ61.8%押しの110.25円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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