昨日(9月30日)のドル円相場
昨日(9月30日)のドル円は急落。ドル早期利上げ観測を背景に2020年2月21日以来、約1年7か月ぶりの高値112.08円(年初来高値)を更新後、利食いのドル売り優勢となり、111.23円まで急落しました。
東京市場のドル円は、動意に乏しく、111.79円〜112.00円(21銭幅)の狭いレンジで推移しました。
海外市場のドル円は急落。ドル早期利上げ観測を背景としたドル買い優勢となり、年初来高値112.08円(昨年2月21日以来、約1年7か月ぶり高値)まで上昇したものの、昨年2月20日、21日高値の112.20円近辺を意識したドル売りに押され下落に転じました。
その後、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったことから、さらにドル売りが強まり、日通し安値111.23円まで急落しました。引けにかけても軟調に推移し、111.26円でNYをクローズしています。
本日(10月1日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは中心線が右肩下がりとなっているものの+2σが収斂していることから、一旦下落が終了したこと示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、エクスパンションを形成しているものの-2σが収斂し始めていることから、一旦上昇が終了したことを示唆しています。
以上のことから、本日は、もみ合い(111.00円〜111.70円)になると予想します。
上値目途は、9/29高値111.68円近辺。上抜けると、9/30高値112.08円が次のターゲットとなります。下値目途は、9/29安値111.20円近辺。下抜けると、4/23安値107.47円から9/30高値112.08円のフィボナッチ23.6%押し111円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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