昨日(9月27日)のドル円相場
昨日(9月27日)のドル円は急伸。先週発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)にてテーパリングの年内着手や2022年中の利上げ開始の可能性が示されたことを背景に、前日より米長期金利の上昇が継続したことを受け、7/5以来、約2ヵ月半ぶりの高値となる111.06円まで急伸しました。
東京市場は、上値が重い。110.47円〜110.80円の33銭幅で上値の重い展開となりました。
海外市場は急伸。22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングの年内着手が示されたことを背景としたドルが買われやすい地合の中、米長期金利の指標である米10年債利回りが一時1.5131%前後と6月28日以来約3カ月ぶりの高水準を付けたことを受けドル買いが優勢となり、7/5以来、約2ヵ月半ぶりの高値111.06円まで急伸しました。引けにかけても下値は堅く、111.00円でNYをクローズしています。
本日(9月28日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは右肩上がりとなっており、 1σより上で推移しているため、強い上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドの中心線は穏やかに上昇しており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢の展開(110.67〜111.66)になると予想します。
上値目途は、7/5高値111.18円となり、上抜けると7/2高値の111.66円が次のターゲットとなります。
下値目途は、4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ23.6%押し110.67円近辺。下抜けると9/27安値110.47円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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