先週末(9月24日)のドル円相場
先週末(9月24日)のドル円は続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を背景とした米長期金利の急騰でリスク選好の円売りが優勢となり、110.79円まで続伸しました。
東京市場は、小幅に上昇。日経平均株価が大幅上昇となったことを背景に円売りが優勢となり、110.23円〜110.44円の21銭幅で小幅に上昇しました。
海外市場は続伸。欧州勢参入後は、中国の不動産開発大手、中国恒大集団の債務問題への警戒感から、リスク回避の円買い・ドル売りが優勢となり、110.31円まで下落する場面もありましたが、22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングの年内着手が示されたことを背景としたドルが買われやすい地合の中、米長期金利の指標である米10年債利回りが一時1.4612%前後と7月2日以来の高水準を付けたことから、110.79円まで続伸しました。引けにかけても下値は堅く、110.72円でNYをクローズしています。
本日(9月27日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドは右肩上がりとなっており、 1σより上で推移しているため、強い上昇を示唆しています。日足ボリンジャーバンドの中心線は穏やかに上昇しており、 1σより上で推移していることから、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢の展開(110.23〜111.10)になると予想します。
上値目途は、3/31高値110.96円となり、上抜けると6/23高値の111.10円が次のターゲットとなります。
下値目途は、9/24安値110.23円。下抜けると、4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ38.2%押し110.06円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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