昨日(9月23日)のドル円相場
昨日(9月23日)のドル円は続伸。中国恒大集団のデフォルト懸念が後退したことや米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を背景としたリスク選好のドル買い・円売りが優勢となり、9/8以来、約2週間ぶりの高値となる110.34円まで急伸しました。
東京市場は、動意に乏しく、109.71円〜109.92円(21銭幅)のレンジで、こう着状態となりました。
海外市場は急伸。中国恒大集団のデフォルト懸念がやや後退したことや米連邦公開市場委員会(FOMC)で
米利上げ開始時期の前倒し観測が高まったことを背景に、米長期金利が1.43%へ急上昇し、ドル買いが強まり、9/8以来、約2週間ぶりとなる110.34円まで急伸しました。引けにかけても高値圏で推移し、110.32円でNYをクローズしています。
本日(9月24日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりとなっており、 1σより上で推移しているため、強い上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はドル買い優勢の展開(110.06〜110.67)になると予想します。
上値目途は、4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ23.6%押し110.67円近辺。上抜けると、8/11高値110.80円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ38.2%押し110.06円近辺。下抜けると、9/23安値109.71円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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