昨日(9月15日)のドル円相場
昨日(9月15日)のドル円は続落。抵抗帯として機能していた109.50円台を下抜けたことでドル売りが加速し、8/16以来、約1ヵ月ぶりの安値109.11円まで下落しました。
東京市場は動意に乏しく、109.54円〜109.74円(20銭幅)の狭いレンジで推移しました。
海外市場は下落。欧州勢の参入後、中国の不動産開発大手の中国恒大集団のデフォルト懸念を背景に、リスク回避の円買いドル売りが強まり、抵抗帯として機能していた109.50円台を下抜け、8/16以来、約1ヵ月ぶりの安値109.11円まで下落しました。
NY勢参入後は反発。米9月NY連銀製造業景気指数が予想(18.0)を大きく上回る結果(34.3)となったことからドル買い戻しが入り、109.45円まで反発しました。NYクローズは109.37円。
本日(9月16日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりとなっているものの、±2σが縮小しているため、一旦は下げ止まることを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合いの展開(109.07円〜109.57円)になると予想します。
下値目途は、8/16・8/17・9/15安値かつ4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ61.8%押し109.07円近辺、下抜けると8/4安値108.71円近辺が次のターゲットになります。
上値目途は8/31・9/3・9/6・9/14安値かつフィボナッチ50.0%押し109.57円近辺、上抜けると9/10高値109.99円近辺が次のターゲットになります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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