昨日(8月26日)のドル円相場
昨日(8月26日)のドル円はもみあい。ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて、109.92円〜110.22円の30銭幅で方向感を欠いた展開となりました。
東京市場はもみ合い。109.92〜110.11円(値幅19銭)の狭いレンジで推移しました。
海外市場は方向感に欠けた値動き。欧州勢参入後、米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買い優勢となり、日通し高値となる110.22円まで上昇しました。
NY時間に入って、アフガニスタンの首都カブールの空港周辺で少なくとも2回の爆発があり、米兵を含めて60人超が死亡したとの報道が伝わると、ダウ平均が一時200ドル超下落し、リスク・オフの円買い・ドル売りが優勢となり、109.93円まで下落しました。その後は、本日(8/27 23:00)のジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えた買い戻しも入り、大きな方向感は出ず、一日の値幅は30銭にとどまっています。
本日(8月27日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日は上昇(109.57〜110.67円)の展開になると予想します。
上値目途は、8/10安値かつ8/19高値110.20円台、上抜けると4/23安値から7/2高値のフィボナッチ23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、フィボナッチ50%.0%押しの109.57円近辺、下抜けると8/18・8/19・8/20・8/24安値近辺の109.40円台が次のターゲットとなります。
なお、本日はジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演が予定されています。
発言の内容によっては、上値・下値の目途を超えて急激に相場が動く可能性があるため注意が必要です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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