昨日(8月23日)のドル円相場
昨日(8月23日)のドル円は往って来い。株高や米10年債利回りの上昇を背景に一時110.14円まで上昇したものの、米10年債利回りが下落に転じたことや予想を下回った米経済指標を受けて109.65円まで反落しました。
東京市場は堅調。年初来の安値水準で週を越した日経平均株価が反発して始まったことや、時間外の米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買い優勢となり、109.95円まで上昇しました。
海外市場は往って来い。欧州勢が参入後、欧州株やダウ先物が上昇したことを背景にドル買い優勢となり、心理的な節目となる110.00円を上抜けたことでドル買いが加速し、110.14円まで上昇しました。
しかしその後、利食いのドル売りが入ったことや、米10年債利回りが低下したことでドル売り優勢となり、8月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想(59.4)を下回る結果(55.2)となったことでドル売りが加速し、109.65円まで反落しました。
本日(8月24日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっているものの、±2σが横這いになっていることからもみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(109.48〜110.23円)の展開になると予想します。
上値目途は8/10安値かつ8/19高値110.23円近辺、上抜けると4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、8/19安値109.48円近辺、下抜けると7/19、8/16安値かつ61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/08/23)(PDF)