先週末(8月20日)のドル円相場
先週末(8月20日)のドル円は動意に乏しく、109.52〜109.88円と上下36銭の値幅で推移しました。
東京市場はもみ合い。5・10日(ゴトー日)ということで、仲値に向けて国内輸入企業からのドル買いが入り、109.88円と日通し高値をつけたものの、その後は利食いのドル売りから109.62円まで反落しました。
海外市場は堅調。欧州勢が参入後もドル売りの流れは続き、一時109.57円の安値をつけました。しかし、その後は米10年債利回りが上昇に転じたことや、NYダウが上昇して始まったことを受けてドル買い優勢となり、109.87円まで反発しました。NYクローズは109.52円となりました。
本日(8月23日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっているものの、±2σが横這いになっていることからもみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日も引き続きもみ合い(109.48〜110.06円)の展開になると予想します。
下値目途は、8/19安値109.48円近辺、下抜けると7/19、8/16安値かつ4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。
上値目途は8/18高値かつ38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると8/10安値かつ8/19高値110.23円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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