昨日(8月18日)のドル円相場
昨日(8月18日)のドル円は上昇。米10年債利回りの上昇やFRB高官による発言を受けて一時110.06円まで上昇しました。
東京市場は動意に乏しく、109.45〜109.68円と上下わずか23銭の値幅で推移しました。
海外市場は堅調。米10年債利回りが上昇したことやブラード米セントルイス連銀総裁が「FRBはインフレショックを考慮する必要がある」と発言したことを背景にドル買い優勢となり、3時に110.06円と日通し高値をつけました。
しかし、直後に発表されたFOMC議事要旨では、「大半のメンバーは経済が予想通り成長するなら年内のテーパリング開始が適切」としたものの、「新型コロナウイルスのデルタ株の影響が予想よりも悪い場合、いくつかの見通しが変更されるだろう」と、ハト派的なスタンスが示されたことからドル売り優勢となり、109.76円まで反落しました。
本日(8月19日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日は上昇(109.56〜110.23円)の展開になると予想します。
上値目途は8/17安値、8/18高値かつ4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると8/10安値110.23円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、50.0%押しとなる109.56円近辺、下抜けると7/19、8/16安値かつ61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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