昨日(8月17日)のドル円相場
昨日(8月17日)のドル円は1週間ぶりに反発しました。
東京市場は動意に乏しく、109.14〜109.35円と上下わずか21銭の値幅で推移しました。
海外市場は反発。欧州勢の参入後、米10年債利回りの低下からドル売り優勢になったものの、109.11円と前日の安値に面合わせとなったことでドルの買い戻しが入り、109.42円まで反発しました。
その後、NY勢が参入後に発表された米7月小売売上高が予想(-0.2%)を下回る結果(-1.1%)になったことでドル売り優勢となり、109.13円の安値をつけました。しかし、上述したように109.10円台ではドル買い意欲が強く、米10年債利回りが上昇したことを受けてドル買い優勢となり、109.65円まで反発しました。NYクローズは109.54円になりました。
なお、注目されていたパウエルFRB議長の討論会では、金融政策についての言及はありませんでした。
本日(8月18日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日も引き続きもみ合い(109.07〜109.75円)の展開になると予想します。
下値目途は、7/19、8/16、8/17安値かつ4/23安値107.47円から7/2高値111.66円のフィボナッチ61.8%押しとなる109.07円近辺、下抜けると8/4安値108.71円近辺が次のターゲットとなります。
上値目途は8/16高値109.75円近辺、上抜けると38.2%押しとなる110.06円近辺が次のターゲットとなります。
本日は、27時にFOMC議事要旨が発表され、内容次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/08/16)(PDF)