昨日(8月9日)のドル円相場
昨日(8月9日)のドル円は110円台前半でこう着状態となり、110.02〜110.35円の値幅で推移しました。
東京市場は「山の日」の振替休日で休場のなか、110.17〜110.31円と上下わずか14銭の値幅で推移しました。
海外市場は堅調。欧州勢の参入後、米10年債利回りの低下を受けてドル売り優勢となりました。NY勢が参入後もドル売りの流れは続き、22時台半ばに110.02円と日通し安値をつけました。
しかし、心理的な節目となる110円前ではドルの買い戻しが入り、米10年債利回りが上昇に転じたことでドル買い優勢となり、110.35円まで反発しました。NYクローズは110.23円となりました。
本日(8月10日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線が緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっているものの、ローソク足が中心線より上で推移しているため、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日も買い優勢(110.06〜110.67円)の展開になると予想します。
上値目途は、8/9高値となる110.35円近辺、上抜けると4/23安値107.47円から7/2高値111.66円の23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、8/9安値かつ4/23安値107.47円から7/2高値111.66円の38.2%押しとなる110.06円近辺、下抜けると50.0%押しとなる109.56円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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