2021/8/6 FXドル円予想レポート

昨日(8月5日)のドル円相場

昨日(8月5日)のドル円は2日続伸。良好な米経済指標の結果を受け、7/30以来、約1週間ぶりの高値となる109.79円まで上昇しました。 東京市場は上昇。小安く始まった日経平均株価が回復したことや、5・10日(ゴトー日)の仲値に向けて国内輸入企業からのドル買いが入り、109.71円まで上昇しました。 海外市場は下落後に反発。欧州勢が参入後、米10年債利回りが1.17%台まで低下したことを受けてドル売り優勢となり、109.40円まで下落しました。 しかしその後、米10年債利回りが上昇に転じたことや、米前週分失業保険継続受給者数が予想(326.0万人)を下回る結果(293.0万人)になったことでドルの買い戻しが優勢となり、109.79円まで反発しました。 引けにかけても高値圏で推移し、109.76円でNYをクローズしました。

本日(8月6日)のドル円予想

ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線が右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。一方、日足のボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりから横這いに転じており、もみ合いを示唆しています。 以上のことから、本日は買い優勢(109.40〜110.06円)の展開になると予想します。 上値目途は、7/19安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、8/5安値の109.40円近辺、下抜けると7/19安値かつ61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。 本日(8/6)は、21時30分に米7月雇用統計の発表が控えており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

ドル円週次レポート

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