昨日(8月3日)のドル円相場
昨日(8月3日)のドル円は続落。米10年債利回りの低下や米株相場の下落を背景にドル売り優勢となり、5/26以来、約2ヵ月半ぶりの安値108.87円まで下落しました。
東京市場は動意に乏しく、109.13円〜109.34円と上下わずか21銭の値幅で推移しました。
海外市場は下落。欧州勢が参入後も動意に乏しく、109円台前半でこう着状態となりました。
NY勢が参入後、米10年債利回りが1.15%台まで低下したことでドル売り優勢となり、上昇して始まった米株主要3指数がマイナスに転じたことを受けてドル売りが加速し、5/26以来、約2ヵ月半ぶりの安値108.87円まで下落しました。
しかしその後、米10年債利回りが1.17%台まで戻し、米株主要3指数ともにプラス圏に回復したことでドルの買い戻しが入り、109.15円まで反発しました。NYクローズは109.03円となりました。
本日(8月4日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線が右肩下がりとなっており下落を示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドの中心線も右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから、本日も売り優勢(108.46〜109.36円)の展開になると予想します。
下値目途は、8/3安値の108.87円近辺、下抜けると7/19安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ76.4%押しとなる108.46円近辺が次のターゲットとなります。
上値目途は、8/3高値の109.36円近辺、上抜けると50.0%押しとなる109.56円近辺が次のターゲットとなります。
本日は21時15分に米7月ADP雇用統計、23時に米7月ISM非製造業景況指数の発表が控えており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/08/02)(PDF)