先週末(7月30日)のドル円相場
先週末(7月30日)のドル円は底堅く推移し、一時109.82円まで上昇しました。
東京市場は堅調。109.36〜109.60で底堅く推移しました。
海外市場は上昇。欧州勢が参入後もドル買いが継続しました。NY勢参入後に発表された米6月個人消費支出(PCE)(前月比)が予想(0.7%)を上回る結果(1.0%)となったことを受け、109.79円まで上昇しました。
その後も、米7月シカゴ購買部協会景気指数が予想(64.6)と大きく上回る結果(73.4)になったことで堅調に推移し、2時過ぎに米超党派による1兆ドル規模のインフラ案が前進したことを受け、一時109.82円まで上昇しました。
引けにかけてはポジション調整によるドル売りが入り、109.60円でNYをクローズしました。
本日(8月2日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線が右肩上がりとなっており上昇を示唆しています。一方、日足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっているものの、±2σが収斂してきているため、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日はもみ合い(109.36円〜110.06円)になると予想します。
上値目途は、7/19安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると7/28高値110.28円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、7/30安値109.36円近辺、下抜けると7/19安値かつ61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。
本日は、21時30分に7月ISM製造業景況指数の発表が控えており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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