昨日(7月29日)のドル円相場
昨日(7月29日)のドル円は、弱い米経済指標の結果を受けて7/20以来の安値となる109.42円まで下落しました。
東京市場は弱含み。月末に絡んだ本邦実需勢のドル売り・円買いが優勢となり、前日安値の109.74円を下抜けて、109.67円まで下落しました。
海外市場は下落。新規の材料に乏しく109.80円を挟んだ狭いレンジが続いていましたが、NY時間に発表された米4-6月期米国内総生産(GDP)速報値(予想:8.5%増 結果:6.5%増)、前週分の米新規失業保険申請件数(予想:38.0万件 結果:40.0万件)といずれも予想を下回る弱い結果を受けて、全般ドル売りが先行し、109.60円まで下落しました。その後もドル売りの流れは継続し、7/20以来の安値となる109.42円まで下落しました。
本日(7月30日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線が右肩下がりとなっており下落を示唆しています。
一方、日足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから本日はドルが売られやすい地合いは継続し、下落を予想します。
下値目途は、7/19安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ61.8%押しとなる109.07円近辺、下抜けると5/12安値かつ76.4%押しとなる108.46円近辺が次のターゲットとなります。
上値目途は、昨日(7/29)高値の109.94円、上抜けると38.2%押しとなる110.06円が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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