昨日(7月27日)のドル円相場
昨日(7月27日)のドル円は続落。米6月耐久財受注が大幅に悪化したことを受け、7/20以来、1週間ぶりの安値109.58円まで下落しました。
東京市場は目立った材料がなく、110.16円〜110.38円と22銭の狭い値幅で推移しました。
海外市場は下落。欧州勢が参入後、中国政府による規制強化から中国IT大手の株価が急落したことを受け、欧米株が下落し、リスク回避の円買いドル売りが優勢となりました。
また、NY勢参入後に発表された米6月耐久財受注(前月比)が予想(2.1%)を大幅に下回る結果(0.8%)となったことでドル売りが加速し、7/20以来、1週間ぶりの安値109.58円まで急落しました。引けにかけては利食いのドル買い戻しが入り、109.77円でNYをクローズしました。
本日(7月28日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線が右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。
以上のことから本日は売り優勢(109.57円〜110.06円)になると考えます。
下値目途は、7/8、7/9、7/27安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ50.0%押しとなる109.57円近辺、下抜けると7/19安値かつ61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。
上値目途は、7/23安値かつ38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると7/13、7/14高値かつ23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。
本日は、27時に発表されるFOMC声明文や、27時30分からのパウエルFRB議長による定例記者会見を控えており、結果次第では大きく動く可能性があるため注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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