先週末(7月16日)のドル円相場
先週末(7月16日)のドル円は3日ぶりに反発。米小売売上高が予想を上回ったことでドル買い優勢となり、110円台を回復しました。
東京市場は底堅く推移。日経平均株価が430円超下落したことを背景にドル売りが優勢となり、一時109.73円まで下落したものの、前日(7/15)安値109.71円が意識されてドル買い戻しが入り、その後はじり高となりました。
海外市場は上昇。欧州勢が参入後も米10年債利回りが上昇していることなどを背景にドル買いが継続しました。NY勢参入後に発表された米6月小売売上高が予想(-0.4%)を大幅に上回る結果(0.6%)となったことでドル買いが加速し、22時頃に110.34円と日通し高値をつけました。
その後は、23時に発表されたミシガン大学消費者物価指数(速報値)が予想(86.5)を下回る結果(80.8)となったことでドル売り優勢となり、110.03円まで反落しました。
引けにかけては動意に乏しく、110.07円でNYをクローズしました。
本日(7月19日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は、右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。日足のボリンジャーバンドの中心線は、横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。
以上のことから本日はもみ合いになると考えます。
上値目途は、4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると7/16高値110.34円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、7/15、7/16安値109.70円近辺、下抜けると7/8、7/9安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ50%押しとなる109.56円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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