昨日(7月14日)のドル円相場
昨日(7月14日)のドル円は急落。パウエルFRB議長の議会証言に先立ち公表された証言原稿がハト派的な内容だったことからドル円は急落しました。
東京市場は目立った材料もなく、110.44円〜110.69円の値幅で底堅い動きになりました。
海外市場は急落。欧州勢の参入後はパウエルFRB議長の議会証言を控えて動意に乏しく、110円台半ばでこう着状態となりました。NY勢が参入後の21時30分過ぎに、パウエルFRB議長の議会証言に先立ち公表された証言原稿では「一段の顕著な進展には程遠い」などの見解を示したことで、早期の量的緩和観測が後退し、米10年債利回りが低下、ドル売りが加速となり22時過ぎに110.08円まで急落しました。
その後もじり安となり、109.96円でNYをクローズしました。
本日(7月15日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりとなっており、下落を示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドの中心線も緩やかな右肩下がりに転じており、売りを示唆しています。
下値目途は、7/8、7/9安値かつ4/23安値(107.47円)から7/2高値(111.66円)のフィボナッチ50%押しとなる109.56円近辺、下抜けると61.8%押しとなる109.07円近辺が次のターゲットとなります。
上値目途は、38.2%押しとなる110.06円近辺、上抜けると7/8高値かつ23.6%押しとなる110.67円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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