昨日(7月13日)のドル円相場
昨日(7月13日)のドル円は3日続伸。好調な米6月消費者物価指数(CPI)を受けてドル買い優勢となり、一時110.64円まで上昇しました。
東京市場は目立った材料もなく、110.28円〜110.44円の値幅で底堅い動きになりました。
海外市場は上昇。欧州勢の参入後はポジション調整のドル売りが入り110.14円まで下落したものの、NY勢が参入後に発表された米6月消費者物価指数(CPI)が予想(4.9%)を大幅に上回る結果(5.4%)となったことから、米インフレ懸念が強まりドル買いが加速し、110.55円まで急伸しました。
その後は、利食いのドル売りが入り、一時110.28円まで下落したものの、米10年債利回りが1.42%台まで回復したことを受け、ドル買い優勢に転じ、朝方3時頃に110.64円の高値をつけました。引けにかけても高値圏で推移し、110.62円でNYをクローズしました。
本日(7月14日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドの中心線も緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
上値目途は、7/7高値かつ7/2高値(111.66円)から7/8安値(109.53円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる110.85円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる111.15円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、38.2%戻しとなる110.34円近辺、下抜けると23.6%戻しとなる110.03円近辺が次のターゲットとなります。
本日は、25時にパウエルFRB議長による半期に一度の議会証言(下院金融機関)が予定されており、発言内容次第では大きく動く可能性があるため注目です。なお、発言直前の通知が欲しい方は以下のLINEから友達登録をいただくか、twitterのフォローをお願いします。
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※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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