昨日(7月12日)のドル円相場
昨日(7月12日)のドル円は、109.97円〜110.40円の値幅で堅調に推移しました。
東京市場は動意に乏しく、110.01円〜110.25円と24銭の値幅で推移しました。
海外市場は上昇。欧州勢が参入後に米10年債利回りが1.32%台まで下落したことを受けてドル売り優勢となり、一時109.97円の安値をつけました。しかし、110円割れではドル買い意欲が強く、すぐに110円台を回復しました。その後は、米長期金利が1.37%台まで下げ幅を縮めたことでドル買い優勢に転じ、午前2時前に110.40円の高値を付けました。NYダウ、ナスダック、S&P500が史上最高値を更新したこともドル買いを後押しました。引けにかけても高値圏で推移し、110.36円でNYをクローズしました。
本日(7月13日)のドル円予想
ドル円1時間足のボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、日足のボリンジャーバンドの中心線も緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
上値目途は、7/2高値(111.66円)から7/8安値(109.53円)のフィボナッチ50.0%戻しとなる110.60円近辺、上抜けると7/7高値かつ61.8%戻しとなる110.85円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、23.6%戻しとなる110.03円近辺、下抜けると7/8安値109.53円近辺が次のターゲットとなります。
本日は、21時30分に米6月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、内容次第では大きく動く可能性があるため、注目です。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
最新の週次レポートはこちら(2021/07/12)(PDF)