2021/6/17ドル円予想

ドル円週次レポート

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ドル円日次レポート

◆急騰。FOMCを受け、4/5以来2カ月半ぶりの高値110.72円を記録 ================ 昨日(6月16日)のドル円は急騰。米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派的な内容だったことを受け、一時110.72円と4/5以来、約2カ月半ぶりの高値を記録しました。 東京市場はFOMCを控えて動意に乏しく、110.02〜110.14円の狭い値幅で推移しました。 海外市場は急騰。欧州勢が参入後、英5月消費者物価指数(CPI)がコア指数ともに予想を上回る結果となり、ポンドを中心にドル売りが強まったことで一時109.80円まで下落しましたが、その後はFOMCを控えて109円台後半でこう着状態となりました。 注目のFOMC声明では、2023年までに利上げを見込む参加者が今年3月時点の7人から13人に増加したこと、そのうちの11人は2023年末までに少なくとも2回利上げがあると予想したことが報じられ、ドル全面高となり、ドル円が急騰しました。 また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見で、インフレが予想以上に上昇する可能性について指摘したこともドル買いを後押しし、一時110.72円と4/5以来、約2カ月半ぶりの高値を記録しました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりでエクスパンションを形成していることから、上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。 上値目途は、2021/3/31高値となる110.96円近辺、上抜けると2020/3/20〜3/25高値となる111.50円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は、2021/3/31高値(110.96円)から2021/4/23安値(107.47円)のフィボナッチ76.4%戻しとなる110.14円近辺、下抜けると61.8%戻しとなる109.63円近辺が次のターゲットとなります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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