2021/6/15ドル円予想

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/06/14)(PDF)

ドル円日次レポート

◆急騰。6/4以来となる110円台を記録 ================ 昨日(6月14日)のドル円は急騰し、一時110.09円と6/4以来の高値を記録しました。 東京市場は動意に乏しく、109.63〜109.83円と20銭の狭いレンジで推移しました。 海外市場は急騰。欧州勢が参入後は軟調に推移し一時109.61円まで下落したものの、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.63円近辺では底堅く反発しました。 NY市場に入ると、米10年債利回りが1.50%台まで上昇したことを受けてドル買い優勢となり、先週末(6/11)の高値(109.84円)や心理的な節目とされる110.00円を上抜けたことで、110.09円まで急騰しました。 また、15日から16日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした、ポジション調整によるドル買いが観測されたとの指摘もあります。 引けにかけても高値圏で推移し、110.06円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりで、上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線も緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。 上値目途は、6/3、6/4高値近辺となる110.30円台、上抜けると4/6高値となる110.55円近辺が次のターゲットとなります。 下値目途は6/10、6/11高値近辺となる109.80円近辺、下抜けると3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.63円近辺が次のターゲットとなります。 なお、109.40円近辺は1/6を起点としたサポートライン上および、6/7、6/8、6/9、6/11安値近辺で反発している水準のため、引き続き下抜けるか否かに注目です。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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