2021/6/11ドル円予想

ドル円週次レポート

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ドル円日次レポート

◆米5月CPIを受け109.79円へ急騰後、109.30円へ反落 ================ 昨日(6月10日)のドル円は3日ぶりに反落。予想を上回る米5月消費者物価指数(CPI)を受け109.79円へ急騰後、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁のタカ派的な発言を受けてユーロ買いドル売りが加速し、ドル円は109.30円まで下落しました。 東京市場は、NY市場で発表される米5月CPIの発表を控えて様子見ムードが強く、109.51〜109.68円の狭い値幅で推移しました。 海外市場は往って来い。欧州勢が参入後も米5月CPIの発表を控えて動意の薄い値動きとなりました。 NY勢が参入後、21時半発表の米5月消費者物価指数(CPI)が軒並み予想を上回る結果となり、ドル買いは加速し、109.79円まで急伸しました。 しかしその後、同時刻にラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が定例記者会見で「景気見通しについて3カ月前よりも楽観的」とタカ派的な発言をし、ユーロ買いドル売りが加速したことにつられてドル円は下落し、109.30円の安値をつけました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりで、下落を示唆しています。一方、日足チャートの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。 上値目途は、6/7、6/9、6/10高値、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.60〜70円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる110.14円近辺が次のターゲットになります。 下値目途は、5/31、6/1、6/4、6/7、6/8、6/9、6/10安値および50.0%戻しとなる109.20〜30円近辺、下抜けると38.2%戻しとなる108.81円近辺が次のターゲットになります。 なお、109.20円近辺は1/6を起点としたサポートライン上および、6/7、6/8、6/9安値近辺で反発している水準のため、引き続き下抜けるか否かに注目です。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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