2021/6/9 ドル円予想

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/06/07)(PDF)

ドル円日次レポート

◆反発。109円台半ばでこう着状態 ================ 昨日(6月8日)のドル円は目立った材料がなく、109.19〜109.55円の狭い値幅で推移しました。 東京市場は堅調。朝方にドル売り優勢となり一時109.19円まで下落しましたが、昨日のレポートで記載した109.20円近辺ではドル買い戻しが入り、仲値に向けて本邦輸入企業によるドル買いが観測されると、109.44円まで反発しました。 海外市場は横這い。欧州勢が参入後もドル買いは継続し、一時109.55円まで上昇しましたが、アマゾンやニューヨークタイムズなど、メジャーなウェブサイトでアクセストラブルが発生したことを受け、リスク回避によるドル売り円買いが入り、109.27円まで下落しました。 しかし、109.20円台ではドル買い戻し意欲が強く、ドル売り一巡後は109円台半ばまで値を戻しています。 NY市場後半は109.50円を挟んで方向感なく推移し、109.49円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は緩やかな右肩上がりでスクイーズを形成しており、もみ合いを示唆しています。また、日足チャートの中心線も緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。 本日の上値目途は、6/7高値、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.63円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる110.14円近辺が次のターゲットになります。 下値目途は、5/31、6/1、6/4、6/7、6/8安値および50.0%戻しとなる109.20〜30円近辺、下抜けると38.2%戻しとなる108.81円近辺が次のターゲットになります。 また、109.20円近辺は1/6を起点としたサポートライン上となり、下抜けた場合には急落する可能性もあるので下抜けるか否かに注目です。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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