2021/6/7のドル円相場の考察・本日の見通し

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/06/07)(PDF)

ドル円日次レポート

◆続落。上値と下値の目安が的中 ================ 昨日(6月7日)のドル円は続落し、109.18〜109.63円の値幅で推移しました。 東京市場はもみ合い。109.50円を挟んで狭いレンジで推移しました。 海外市場は軟調。前週末に発表された5月米雇用統計が予想値を下回ったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)によるテーパリング観測(量的緩和の縮小)が後退したことから米長期金利が低下し、ドル売り優勢となり109.18円まで下落しました。 ただし、昨日のレポートで記載した109.20円近辺ではドル買い戻しが入って下げ止まり、109.20〜109.30円でこう着状態となりました。NYクローズは109.24円になりました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりで下落を示唆しています。一方、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、押し目買い優勢が継続と考えます。 本日の上値目途は、6/7高値、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.63円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる110.14円近辺が次のターゲットになります。 下値目途は、5/31、6/1、6/4、6/7安値および50.0%戻しとなる109.20〜30円近辺、下抜けると38.2%戻しとなる108.81円近辺が次のターゲットになります。 また、109.10円近辺は1/6を起点としたサポートライン上となり、下抜けた場合には急落する可能性もあるので下抜けるか否かに注目です。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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