2021/6/4のドル円相場の考察・本日の見通し

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/06/07)(PDF)

ドル円日次レポート

◆急落。米雇用統計の悪化を受け、109.36円の安値を記録 ================ 先週末(6月4日)のドル円は急落。米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比55.9万人増と予想の65.0万人増を下回ったことでドル売りが加速し、一時109.36円の安値を記録しました。 東京市場は米雇用統計を控えて様子見ムードが強く、110.14〜110.32円の値幅で推移しました。 海外市場は急落。欧州勢が参入後も米雇用統計を控えて動意の薄い値動きとなりました。NY勢が参入後、21時半に発表された米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比55.9万人増と予想の65.0万人増を下回ったことを受けてドル売りが加速し、一時109.36円の安値を記録しました。 その後、利食いのドル買いが入ったことでじり高となり、109.45円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりで下落を示唆しています。一方、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、押し目買い優勢と考えます。 本日の上値目途は、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.64円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる110.15円が次のターゲットになります。 下値目途は、5/31、6/1、6/4安値および50.0%戻しとなる109.20〜30円近辺、下抜けると38.2%戻しとなる108.81円近辺が次のターゲットになります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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