2021/6/3のドル円相場の考察・本日の見通し

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/05/31)(PDF)

ドル円日次レポート

◆急騰。好調な経済指標の発表を受け、約2カ月ぶりに110.31円を記録 ================ 昨日(6月3日)のドル円は急騰し、一時110.31円と4/6以来となる約2カ月ぶりの高値を記録しました。 東京市場はじり高。下落して始まった日経平均株価が上昇に転じたことを受けてドル買い優勢となり、109.77円まで上昇しました。 海外市場は急騰。欧州勢が参入後は動意に乏しく、109.62〜109.84円の値幅で推移していましたが、NY勢参入後に発表された主要な米経済指標(ADP雇用統計、新規失業保険申請件数、ISM非製造業景況指数)が軒並み予想より強い結果となり、ストップを巻き込みながら上昇し、一時110.31円と4/6以来となる約2カ月ぶりの高値を記録しました。 引けにかけても高値圏で推移し、110.28円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりで上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線も緩やかな右肩上がりとなっており、エクスパンションとなっていることから、上昇を示唆しています。 本日は、21時半に発表される米雇用統計に注目です。 上値目途は、4/6高値の110.55円近辺、上抜けると3/31高値110.96円が次のターゲットになります。 下値目途は、5/31、6/2の高値の109.90円近辺、下抜けると3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8戻しとなる109.64円近辺が次のターゲットになります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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