2021/6/1のドル円相場の考察・本日の見通し

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/05/31)(PDF)

ドル円日次レポート

◆109円台半ばでこう着状態 ================ 昨日(6月1日)のドル円は動意に乏しく、109.32〜109.70円の値幅で推移しました。 東京市場は軟調。高く始まった日経平均株価が下落に転じたことを受けてドル売り優勢となり、一時109.32円まで下落しました。その後は利食いの買戻しが入り、109.53円まで反発しました。 海外市場はもみ合い。欧州勢が参入後、米10年債利回りが1.63%台まで上昇したことを受けてドル買い優勢となり、109.70円まで上昇しました。 しかしその後、利食いのドル売りが入り、23時に発表された米ISM製造業景況指数が61.2と予想60.9を上回ったものの、内訳の雇用指数が50.9と前月(55.1)よりも悪化し、予想の54.6を下回りました。 雇用指数が悪化したことで週末の米雇用統計に対する警戒感が強まり、一時109.33円と東京市場の安値に面合わせしました。その後、引けにかけてじりじり値を戻し、109.47円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は横這いとなっており、もみ合いを示唆しています。また、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しているため、押し目買い優勢と考えます。 本日の上値目途は、6/1高値、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ61.8%戻しとなる109.64円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる110.15円が次のターゲットになります。 下値目途は、50.0%戻しとなる109.22円近辺、下抜けると38.2%戻しとなる108.81円近辺が次のターゲットになります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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