2021/5/31のドル円相場の考察・本日の見通し

ドル円週次レポート

最新の週次レポートはこちら(2021/05/31)(PDF)

ドル円日次レポート

◆下落。英米市場休場によるポジション調整 ================ 昨日(5月31日)のドル円は、英米市場休場に伴うポジション調整により反落しました。 東京市場は軟調。週明けの本邦勢が買いで参入したことを受け、9時頃に109.93円の高値をつけましたが、心理的な節目となる110.00円水準では上値が重く、仲値にかけて月末による本邦輸出企業のドル売りが入ったことを受け、109.63円まで下落しました。 海外市場も軟調。英米市場が休場で流動性に乏しいなか、ロンドン時間16時(日本時間24時)に、月末のロンドンフィキシングに絡むドル売りが観測されたことを受け、109.35円まで急落しました。 その後は利食いの買戻しが入り、109.56円でNYをクローズしました。 テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩下がりで、下落を示唆しています。一方、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。 上記のことから、本日は押し目買い優勢と考えます。 本日の下値目途は、3/31高値(110.96円)から4/23安値(107.47円)のフィボナッチ50.0%戻しとなる109.22円近辺、下抜けると38.2%戻しとなる108.81円近辺が次のターゲットになります。 上値目途は、61.8%戻しとなる109.64円近辺、上抜けると76.4%戻しとなる110.15円が次のターゲットになります。 ※チャートは、ドル/円の一時間足日足ボリンジャーバンドフィボナッチを表示しています。

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